PRODUCT - ARCHAX
SAFETY
アーカックスの安全対策には国際規格(ISO/IEC Guide51・ISO12100)に沿ったリスクアセスメントを実施しています。
参考となる安全規格を参照しつつリスクアセスメント内容を補完し、得られた安全要求仕様を設計に反映しました。
非常停止スイッチをコックピット内や脚部先端に配置し、いつでも機体の動きを停止可能です。
非常停止スイッチが押された際には、減速停止(カテゴリ2停止)を行い安全状態を確保します。
関節のオーバーランに対しては、ソフト・リミットスイッチ・ハードストッパーの3段階で保護しています。
非通電時は保持ブレーキにより姿勢保持します。
モーター駆動システムは安全規格(IEC 61800-5-2)準拠
建設機械と同等の転倒安全性を確保しています。
(ロボットモード:20°・ビークルモード:30°)
本体が5°以上傾いた場合にシステム停止
左右前脚シリンダーの長さの差が閾値を超えた場合にシステム停止
コックピットハッチ開閉のために両手両足4つのSWを押す構成とし、手足の挟み込みを防止します。
ハッチ部に接触センサーを配置し、挟み込みが発生した際には開閉動作を停止させます。
人間工学および建設機械の安全規格(JIS A 8407・ISO 6682)を参考にした機器レイアウトとなっています。
外装の各所にはLEDを配置しています。
LEDは装飾としての役割の他に、本体の状態や運転方式を外部に知らせる表示灯としての役割を担います。
どの方向から見てもアーカックスの状態が一目で分かるよう設計しています。
通常時は電動シリンダーにより開閉するハッチは、緊急時にピンを抜くことで手動で開閉することが可能です。
転倒などの理由でメインハッチが開かなくなった場合には、コックピット後方の脱出ハッチから外に出られます。
- パイロットが搭乗して運転する
- 建設機械の安全規格(JIS A 8340-1・ISO 20474-1)
- システムは産業用ロボットベース
- 産業用ロボットの安全規格(JIS B 8433-1・ISO 10218-1)
- 機能安全
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機能安全規格(JIS B 9705-1・ISO 13849-1)に沿ったセーフティシステムの設計
機能安全に対応したコントローラーとモータードライバーを採用