HEAD
モノアイヘッドをデザインのベースにした、ロボットの機能的な要素、機械的なかっこよさをかけ合わせたデザインとしました。
細部のディティールにまでこだわり、FRP製パーツと3Dプリンター製パーツの組み合わせにより再現しています。
BODY
胴体内部のコックピット空間を広くとれるマッシブな風貌で、単調な箱型にならないようひし形を意識した動きのある形状となっています。
背中のバックパック外装内には、上半身に関わるデバイスを内蔵した配電盤を配置しています。
HATCH
ハッチ開閉にはリンク機構を搭載し、複雑な開閉動作で何度でも搭乗したくなる楽しさを演出します。
ARM
外観は無骨な雰囲気ながらも腕の各パーツの比率は人型に合わせており、自然なアクションが取れるようになっています。
HAND
基本構造は金属製のフレーム上に、3Dプリントされた樹脂外装を装着しています。
1つのアクチュエーターで3関節を同時に動作させることが可能で、繊細な指動作を表現しつつ軽量化にもつながっています。
手首の回転と合わせて、指は五指それぞれ独立して動作させることができるため、様々なポーズが可能です。
WAIST
前後脚とコックピットを繋ぎ支えるフレームの前後に、下半身に関わるデバイスを内蔵した配電盤とバッテリーを収めたトランクを配置しています。
FRONT LEG
前脚は人間のシルエットを再現することを意識し、曲線を用いたフレームを中心にデザインを構成しています。
モードチェンジのための大型シリンダーと、前輪操舵を行うフォークリフト用タイヤを搭載しています。
REAR LEG
自重を支える強靭さを意識したデザインとなっていて、ロボットとしての見栄えと機能美を掛け合わせたデザインになっています。
後脚上部には地面の傾きを吸収するサスペンションを備え、タイヤはモーターを接続した駆動輪となっています。